この度、機会をいただき
初めてバリ島に
行ってまいりました。

バリでのスケッチを
お楽しみ下さい。
バリに着いてはじめに気になったのが、
この割り門です。
バリの寺院や建物の
入口に必ずまっぷたつに
割った塔のような門があります。
災いをはらう力があるそうです。
こちらはバリの屋根かざりと木彫りの細工模様です。
これは、バリの段々畑の風景です。
お米をつくっています。
実はこれを描いているとき、
地元の小学生の子たちも
スケッチをしていました。
みんないい絵を描いていました。
こちらは、バリの浜辺でのスケッチです。
バリのそこここにある灯籠のような
小さな塔が建っています。
いっしょに傘がかざられているのが
きまりのようです。
傘や塔にまかれている布の柄が、
白・黒のチェックになっています。
善と悪を表わしているようです。
赤や金の布もあります。
花や草木は、南国らしく
生き生きとしています。
スズメもいました。
ホテルの壁に
ヤモリの焼き物のオブジェが
かざってありました。
本物のヤモリもたくさんいました。
こんなに大きくはないですけど
見晴らしのいいテラスレストランに飾られていた
女性の彫刻のスケッチです。
このような人物のものは、
いまひとつだと言われることが多いのですが、
描いてしまいました。
色はピンク系でまとめてみたのですが……
ドウァガジャ寺院の洞窟遺跡をスケッチしました。
大きさ、迫力ともにドーンときました。
ドーンと描けましたでしょうか。
春のおとずれを待ちつつ . . .
      花のスケッチをご覧下さい。
「さくら・青空」
「椿・太陽」


「椿・黒」
「椿・金色」
2006夏に沖縄本島中部を周りながら描いた新作スケッチをお楽しみください。

「朝陽」

「雲とヤシ」
沖縄を描かせていただいていつも感じること。
それは、海、空、自然、そして太陽の光が、ぐっとくるということです。
今年の夏も、いい輝きとともに、描く楽しさ、喜びをあたえてくれました。
「空シーサー」

「海シーサー」
今回のスケッチコースに、海中道路を走りながらのものがあります。
このシーサーのスケッチ2点は、伊計島に渡る橋の両側を守ってくれているものです。
屋根の上のシーサーもいいですが、海と空をバックに、力強くいるその姿もたいへん心ひかれるものです。
「ふくろうシーサー」

「青い屋根とシーサー」
海中道路は、うるま市から平安座島、浜比嘉島、伊計島をつないで海を渡っていく、すがすがしい道です。
このシーサーは、道すがら、海のそばのお家を守っているものです。
ひとつは、ちょっとフクロウかなといったおもしろい姿、もうひとつは、青いトタン屋根ごしの白い屋根に、とぼけた感じでいたものです。
二人とも、私のスイッチをバッチリおしてくれています。
「ハイビスカス」
「パパイヤ」
「ハイビスカス」
ハイビスカスとパパイヤのスケッチです。
まっ赤なハイビスカスは、沖縄の花の代名詞的存在ですね。
私も、シーサーを中心に制作していく中で、花をそえていくことが多くあります。
花も、シーサーも、イメージで描いてしまいすぎないように、スケッチする時は、けっこうしっかりととらえようと心がけています。
パパイヤの木も、さわやかで、描いてみました。
葉っぱが複雑で、なかなか手がかかりました。
私の好きな料理の中に、パパイヤチャンプルーと、ソムタムがあることは余談です。
「中村家屋根」

「さかだちシーサー」
今年の夏スケッチのポイントのひとつ、中村家でのスケッチです。
中村家は、ご存知のように沖縄の昔ながらの建物が大切に残されているところです。
屋根の上には、迫力のあるシーサーさんがいます。
風の抜ける部屋の中に、さか立ちをしたシーサーがいました。ひかれましたね。
ここにはありませんが、沖縄の瓦屋根が、つながりあった様子は、たいへん美しく、大きな墨彩画にて制作中です。
「黄色い花、シーサー」竹富島にて
黄色い・・・とくると、やはり山田洋次監督さんの「幸せの黄色いハンカチ」が思い浮かびます。
人のこころに残るものが表現できれば・・・
精進ですね。
「ちゅらさんの木」小浜島にて
がじゅまるの木のむこうに広がっているのは
空ではなくて、サンゴ礁の海原なんです。
「水牛さんとにわとりさん」竹富島にて
竹富島の名物・水牛車をひいてくれる水牛さんです。
お昼休みに、にわとりさんと世間話ですかね。
のんびり、のんびり